山田ビジネスコンサルティング株式会社(YBC)の制作実績
山田ビジネスコンサルティングは、中小企業の事業再生支援コンサルティングを得意とする国内系専門コンサルティング会社です。
今回は、山田ビジネスコンサルティングに就職活動中の学生に向けたインターンシップ用コンテンツとして業務体感ビジネスシミュレーションを導入した事例を紹介します。
ビジネスシミュレーションに対するお客様からの要望
- ビジネスシミュレーションを通じて、就職活動中の学生が理解しにくい業務の全体像を伝えたい
- リアルな業務体感による銀行との交渉や利害調整の厳しい現場感をイメージさせたい
- コンサルティングの泥臭い面も理解して応募して欲しい
ビジネスシミュレーションを活用したグループワークの概要
対象:会社説明会に参加する就職活動生
実施時間:80分
参加人数:4~5人×最大14チーム
運営人数:3名 (司会1名+サポート2名)
ビジネスシミュレーションの開発プロセスについて印象を教えて下さい
リアルな業務体感として銀行との交渉をハイライトすることで他にないものを作れると思いました。
- 銀行紹介という案件開始の流れ、銀行とのやり取りや、利害調整というYBCらしさがコンテンツに反映されていると思います。
- 学生は銀行交渉後の華やかで成果の見えやすいコンサルティング実施に目が行きがちなので、ゲーム形式のコンテンツは意味が大きいです。
- 最初の試作品は紙のカードで、完成品のイメージがしにくく、大丈夫かなと少し不安になりました。
- 試作テストプレイを繰り返し、コンサルティングのハイライトを銀行交渉にすると落とし所が見えたところで、YBCらしさが出せると思いました。
- ゲーム型のコンテンツを会社で採用するのは初めてで、ルール説明や操作が大変と感じましたが、初回はサポートしてもらい助かりました。
- ゲーム形式のグループワークなので参加学生達の理解は早く、説明途中で理解して自分達で進めるようになります。
ビジネスシミュレーションを体験した学生の反応はいかがでしたか
メッセージの刺さり方が違います。40~50%がエントリーしてくれます。
- ビジネスシミュレーションを使った説明会には、非常に手応えを感じています。具体的には、集団説明会で数パーセントの次ステップ進行率が、ビジネスシミュレーションを導入してから40%~50%に大幅に向上しました。
- 今回の結果を受けて、来年度もビジネスシミュレーションを使用した説明会を大幅拡充の方向で動いています。
- 昨年に引き続き、2年目もビジネスシミュレーションを使用していますが、学生からは「こんなゲームは見たことがない」との反応が来ています。
- YBC業務の肝である銀行交渉の重要性や利害調整の難しさは、ビジネスシミュレーションを体感してもらうことで一発で理解してもらえます。非常に良い学生とのコミュニケーションツールを開発してもらったと思っています。
参加学生アンケート結果(46名)
- 仕事概要の理解 4.1/5.0
- 仕事のやり甲斐理解 4.3/5.0
- ビジネスシミュレーションの面白さ 4.4/5.0
ビジネスシミュレーションを体験した学生の声
- コンサルティングの難しさが分かりました。
- 企業再建で銀行との話があることに驚きました。
- 時には経営者に嫌な顔をされながら厳しいことも言わなければならないことがわかった。